●盲導犬ってなあに?

 盲導犬は見えない人に、段差、路地、障害物などを教えながらいっしょに歩くことができるように訓練された犬です。

 生まれてから一年間は犬好きの家庭で愛情たっぷりの中で育てられます。その中から盲導犬としての素質がある犬だけが、訓練士によって盲導犬になるための訓練を受けます。そして最後の一月くらいの間、パートナーとなる視覚障害者とともに訓練をします。盲導犬として活躍するのは、だいたい2歳から10歳くらいまでです。

 皆さんが、盲導犬を見かけたら犬に声をかけたり、なでたり、餌をやったりなどしないでください。パートナーの視覚障害者に情報を伝えるという大事な仕事を真剣にしているのです。気が散って正確な情報をパートナーに伝えられなくなりますので危険です。

盲導犬インディー(写真提供:有限会社アフェクション浅井氏。http://www.affection-j.com/)

 もし、犬にさわってみたかったりしたら、いっしょに歩いている視覚障害者に声をかけてください。そうしてその旨お伝えください。きっと急いでいない限りは胴輪をはずして、触らせてくれるはずです。「胴輪をはずす」ことは、「今からは仕事じゃない」というサインになります。犬は「胴輪をつけられた時が仕事の時」と覚えています。

 盲導犬と歩いている人も白杖を持って歩いている人と同じで、見える人から声をかけてもらい、情報をもらえるととても助かります。犬と歩いている方が白杖だけで歩いているよりも情報量は多いですが、それでも見える皆さんと比べたら、ずーっとずーっと情報は少ないです。どうぞ犬でなく、そのパートナーの視覚障害者に声をかけてください。(「白杖ってなあに?」参照)

盲導犬の歴史