見えない人も皆さんと何も変わりません。ただ、「見えない」という特徴が目立ってしまうだけです。「背が高い」「やせている」などの一つの体の特徴にすぎないのです。ですから、「かわいそう」ではないのです。今の日本の社会では「生活上不便なことがある」だけなのです。
見えない人は見えないことをいろいろな方法で補っています。「見えないこと」を「聞くこと」「手で触れること」「おぼえておくこと」などで補います。
1.見えない人用に作られた道具を利用する
(1) 歩行を助けるもの・・・
白杖、点字ブロック、音声情報装置、超音波を使った障害物感知器など
(2) 生活・コミュニケーションを助けるもの・・・
針がさわれる時計(触読式時計)、針がさわれる調理用はかり、針に糸を通す器具、調味料を測る道具、音声時計、音声体重計、音声体温計、パソコンの画面読みソフト、点字図書、録音図書など
2.何度も練習をして、見なくてもできるようにする
(先に見えなくなった人たちが工夫してきたやり方を教わる)
白杖や盲導犬などを使った歩き方
料理、掃除、洗濯、買い物、点字、パソコンなど
3.自分なりに工夫する
触覚的に同じようなものを区別するための「しるし」など
4.ユニバーサルデザイン製品を使う
電話の「5の押しボタン」の小さなでっぱり
音声ガイド付き携帯電話
はじめから点字表示がある家電製品
プリペイドカードの切り書き
シャンプーのボディーのでこぼこ
など
5.見える人に手伝ってもらう
(1) 歩いているとき・・・はじめての場所に行くとき、自分の向いている方向がわからなくなってしまったとき、特に怖い場所は横断歩道と電車のホームです。
(2) 読み書き・・・・・掲示物や手紙などの内容、書類への記入など
その他、生活全般にわたり視力を必用とするもの